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エッシャーのふしぎ世界展~ハウステンボス・コレクション 迷宮への案内人~
 
エッシャー展 エッシャー展 エッシャー展
2005年1月2日(日)~1月30日(日)そごう美術館

解説

 水中を泳ぐ魚がいつしか変貌し、空中を舞う鳥に。また絵の中から抜け出し、再び画面へと戻っていく爬虫類。これらは人間の錯覚を利用した「トロンプ・ルイユ(だまし絵)」と呼ばれているものです。マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)は、見る者を幻想の世界へといざなうふしぎな作品を得意とし、その完成度の高さから「視覚の魔術師」とも称されます。
 オランダ、レーワールデンに生まれたエッシャーは、ハールレムの建築装飾美術学校でグラフィック・アートの才能を見出され、木版、石版などさまざまな版画の技法を学びました。はじめはイタリアなどの風景や静物を版画で精密に表現していましたが、次第に「トロンプ・ルイユ」にひかれ、私たちの目をあざむくようなイメージを多く生み出すようになったのです。本展覧会では、世界有数のエッシャー作品のコレクションを誇るハウステンボス美術館の協力を得て、《ベルベデーレ(物見の塔)》や《昼と夜》といった代表的な版画をはじめ、版木など貴重な資料類もあわせ、約180点を展示いたします。また版画家エッシャーの生みの親ともいえるド・メスキータら周辺作家もご紹介します。エッシャーが作り出した迷宮の世界に遊んでみませんか。
   
主な出品作品  
会期  
展覧会名 エッシャーのふしぎ世界展
~ハウステンボス・コレクション 迷宮への案内人~
会 期 2005年1月2日(日)~1月30日(日)
※会期中無休
開館時間 午前10時~午後8時
(1月2日(日)は午前9時30分開館、入館は閉館の30分前まで)
入館料 大人:900(700)円、大学生・高校生:700(500)円、
中学生・小学生:500(300)円
*消費税含む  *( )内は前売り及び20名以上の団体料金
会 場 そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)
主 催 (財)そごう美術館、読売新聞東京本社
後 援 オランダ大使館、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協 力 ハウステンボス美術館
企画協力 (有)メイプル
   
●ギャラリートークのお知らせ 当館学芸員による作品解説 ◎毎週土曜日  午後2時から
   
【お問合せ】そごう美術館
〒220-8510 横浜市西区高島2-18-1/電話045(465)5515<美術館直通>
 
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