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 ユーモアあふれる童子をテーマに、あらゆる事物の背景にある「たましい」「気」「エネルギー」を表現する彫刻家・籔内佐斗司。東京藝術大学大学院で仏像の保存修復に携わったのちに創作活動を始め、独自の技法による木彫を基軸としながら、ブロンズ作品や、一瞬を切り取った彫刻に時間を取り込む動画風のシリーズを手がけるなど、常に新たな試みに挑戦してきました。公共空間に設置された作品は日本全国約100カ所にものぼり、籔内の彫刻は多くの人々に親しまれています。近年では平城遷都1300年祭公式キャラクター「せんとくん」のデザインを担当し、大きな話題を呼びました。また舞台芸術のプロデュースや、「せんとくん」の応援団として仮面舞踏団「平成伎楽団」を結成し、ますます活動の幅を広げています。
 日本古来の生命観と仏教的世界観を創作の根幹に置く籔内は、本展覧会のタイトルにある「やまとぢから」について、私たちの祖先が遺してくれた叡智と活力であり、次の時代を創り上げていくために今こそ本領を発揮すべきものであると語ります。本展では、童子をはじめ、初期の彫刻から「平成伎楽団」にいたるまでの様々な作品、仏像の保存修復による文化財保護への取り組みを通して、30年以上におよぶ籔内の多彩な活動をご紹介いたします。作品の奥底に流れる「やまとぢから」を、ぜひ感じ取ってください。

《竹林小町》2008年 《みちのく福興し童子》2012年 《竜宮童子》2010年 《反骨屋あかん兵衛》1994年
籔内佐斗司展 [撮影:藤森武]

1953(昭和28)年大阪市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。同大学院保存修復研究室で仏像の古典技法と保存修復の研究に従事した経験をもとに、檜・漆・顔料などを素材とする独自の制作技法を開発し、童子や生き物をテーマにした木彫作品を発表してきた。2004(平成16)年からは、東京藝術大学大学院文化財保存学の教授として、文化財保護の人材育成と仏像修復に携わっている。

「平成伎楽団」パフォーマンス*定員に達したため受付を終了いたしました。 籔内氏がプロデュースする「平成伎楽団」がパフォーマンスを行います。(籔内氏の解説付き)

ゲストパフォーマー:フィリップ・エマール氏
日時:1月1日[水・祝]午後2時から/定員:50名さま【指定席】(事前申込み、先着順)
場所:そごう美術館 展示室内/参加費:無料(ただし入館料が必要となります)
申込方法:そごう美術館までお電話にてお申込ください。/電話:045(465)5515
◎定員に達した場合、立ち見となりますが当日参加が可能です。
◎会場の混雑状況により、入場制限を行う場合がございます。

ギャラリー&サイン会 籔内氏によるギャラリートークの後、そごう美術館ミュージアムショップで関連書籍をお買い求めいただいた方を対象に、サイン会を行います。

日時:1月4日[土]、11日[土]、18日[土]午後2時から
場所:そごう美術館 展示室内
参加費:無料(ただし入館料が必要となります)
◇イベントの内容が変更または中止となる場合がございます。
 あらかじめご了承ください。

平成伎楽団 《不動明王》2003年
開館時間 午前10時~午後8時
※最終日は午後5時閉館
※入館は閉館の30分前まで
主  催 そごう美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
入館料

 

大人1,000(800)円、大学・高校生800(600)円、
中学生以下無料

※消費税含む。

※( )内は前売および20名さま以上の団体料金

※障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは( )内の料金にてご入館いただけます。

※前売券は、そごう美術館またはセブンイレブン、ローソンチケット、e+(イープラス)にてお取扱いしております。

 

後  援 神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協  賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、
(株)そごう・西武
協  力 籔内佐斗司工房、青山美術株式会社、
東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻研究室