次回予告
陶芸における表現を追求するアーティストたちの作品をご紹介いたします。陶や樹脂などで造形し現実から遊離した空気をまとう人物表現に取り組む高嶋英男。縄文土器からインスピレーションを受け、金属のような質感を思わせる独特な色合いや、フォルムの近未来的な造形を作り出す金理有。指先の延長にある装身具として、美しさと彩りに満ちたカップとソーサーを制作する田久保静香など、伝統を受け継ぎながら独自の表現と技法がMIXされた陶芸の世界をお楽しみください。
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金理有「煌金彩線刻円光法師」
25×18×60cm -
塩谷良太「ずっとは見えてない」
13×16×15cm -
西太志「Head Series -瞳の奥に-/Head Series -Behind The Eyes-」
15.5×14.5×19.5cm -
宮原野乃実「DRIFT #27」
37×28×16.5cm -
篠崎裕美子「再化石 Re -Fossilization」
33×25×38cm -
黒川徹「深層」
22×23×20cm -
蔡瑩臻「Fantasy-ocean」
24×12×20cm -
野田ジャスミン「ghost 元画花柳葉紋色絵大壷」
30×33×59cm -
西村颯貴「We are (not) entangled alone」
4×4×15cm -
田久保静香「Veronica (No.006)」
cup 11×7×16cm/saucer 3×16cm -
毛塚友梨「愛 陸」
バケツ 28.9×27.2×18.1cm/
蛇口 22.8×33.5×19.4cm -
高嶋英男「からっぽに満たされる」
13×10×12cm -
宮岡貴泉「Guzo(BZ)」
19×15×30cm -
Tania Herman「Untitled」
12.4×2.4×6.7cm
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[主な展覧会歴]
2020年 「HIDDEN SPOT」西武渋谷店 2021年 「アートフェア東京 SEIBU SOGO」東京国際フォーラム(東京) 2022年 「CERAMIX」西武渋谷店 -
[主な展覧会歴]
2013年 「who by art」西武渋谷店 2019年 「土と抽象-記憶が形に生まれるとき」益子陶芸美術館(栃木) 2022年 メゾン・エ・オブジェ・パリ(フランス) 2023年 「律動」Touch Gallery(香港) -
[主な展覧会歴]
2012年 「Young Art Taipei」(台湾) 2019年 「ONE ART Taipei 2019」The Sherwood Taipei(台湾) 2020年 「GARDEN」西武渋谷店 -
[主な展覧会歴]
2020年 「水平線の上下世界」石川画廊(東京) 2023年 「One art taipei 2023」ホテルメトロポリタン プレミア 台北(台湾)
「Art Tainan 2023」シルクス プレイス(台湾) -
[主な展覧会歴]
2021年 「国際工芸アワードとやま2020―羽ばたく工芸の未来―」富山県美術館(富山) 2022年 「WATOWA ART AWARD 2022」WATOWA GALLERY(東京)
「はじめて見るかのようにはじめて見ている」EARTH + GALLERY(東京) -
[主な展覧会歴]
2010年 「2010アジア現代陶芸展」弘益大学校現代美術館(韓国) 2012年 「現代茶ノ湯スタイル展 縁 -enishi-」西武渋谷店 2019年 「SAMSARA」SNOW Contemporary(東京) -
[主な展覧会歴]
2011年 「第14回 岡本太郎現代芸術大賞(TARO)展」川崎市岡本太郎美術館(神奈川) 2017年 「SHIBUYA STYLE vol.11」[’18 ’19](西武渋谷店) 2022年 「地つづきの輪郭」セゾン現代美術館(長野) -
[主な展覧会歴]
2015年 「nine colors IX」西武渋谷店 2016年 「SHIBUYA STYLE vol.10」西武渋谷店 2019年 「田久保静香展」目黒陶芸館(東京)['21] -
[主な展覧会歴]
2015年 「アートアワードトーキョー丸の内2015」丸ビル1階 マルキューブ(東京) 2020年 「GHOST DEMO」資生堂ギャラリー(東京) 2021年 「新しい国:New Country」GALLERY ZERO(大阪) -
[主な展覧会歴]
2021年 「重なる痕 青山啓佑 西村颯貴 二人展」芸宿(石川)
「なぜあなたは私に触れていいと思ったのか」金沢市役所前広場(石川)2023年 「展示力合宿 inかなざわ」金沢市民芸術村 PIT5 アート工房(石川) -
[主な展覧会歴]
2019年 「ART OSAKA 2019」DMOARTS(大阪) 2020年 「ARTIST’S FAIR KYOTO 2020」京都文化博物館別館(京都)
「湖面に沈む」KITAHAMA N Gallery(大阪) -
[主な展覧会歴]
2012年 「現代茶ノ湯スタイル展 縁 -enishi-」西武渋谷店
「who by art」西武渋谷店['13 '14 '15]2023年 「アートフェア東京」東京国際フォーラム(東京) -
[主な展覧会歴]
2017年 「SHIBUYA STYLE vol.11」西武渋谷店 2019年 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」京都文化博物館別館(京都) 2023年 「Kyoto Art for Tomorrow 2023 ―京都府新鋭選抜展―」京都文化博物館(京都) -
[主な展覧会歴]
2019年 「The World Ceramic Teapot Art Competition」宜興市(中国) 2020年 「The 15th International Biennial of Miniature Art」The Cultural Centre of Gornji Milanovac(セルビア)
「Playground」山の花ギャラリー(岐阜)
西武渋谷店 アートディレクター寺内俊博 / Toshihiro Terauchi
1989年 西武百貨店入社。ヴァンクリーフ&アーペルなどブランド業務に携わる。2000年からアートディレクターに就任。
公募展「Kawaii賞」や「シブヤスタイル」などの数々の若手育成企画を手がけ、西武渋谷店がストアコンセプトに掲げる「Art meets Life」のプロモーションとして「SIDECORE」、「D*Face -Social DIScontent-」や「Meguru Yamaguchi -HIGHER SELF-」など渋谷のカルチャーと親和性のあるストリートアートの展示をプロデュース。深堀隆介やヨシダナギなどの国内巡回展を手がける。
プライベートでも海外のアートフェアやミューラルを巡り、写真やグラフィティー、主張のある立体作品をメインに収集。最近は古美術にも散財中。
金理有が紹介する作品の見どころ
Interview
アートディレクター寺内俊博が語る
CERAMIX
本展は、陶芸作家の田久保静香さんと若手スタッフの松本が企画した新しい陶の表現を紹介する展覧会の2回目となります。
田久保さんは東北芸工大在学時に教授の深井聡一郎さんに面白い子いるからと紹介されて以来、SHIBUYA STYLE展などに出品してくれている作家さん、私もファンとして4作品ほどコレクションさせてもらっています。
そして今回のメインビジュアルは金理有さん、彼とも長い付き合いで2011年に開催した青木良太さん、岡崎裕子さん、桑田卓郎さんの「イケヤン☆セレクト展」以来、個展、企画展、アートフェア東京と、ことある度に展示を依頼しておりますが、常に新しい展開に取り組んでいる姿勢にいつも感心するばかりです。
今回の「CERAMIX」には宮岡貴泉さん、高嶋英男さん、篠崎裕美子さんなど西武で何度も展示いただいている作家さん、そして私も面識のない作家さんと、さまざまな陶表現が見られる企画となっております。
本展を機に、みなさまのアートコレクションにぜひ陶の表現も加えていただけたら幸いです。