西武渋谷店にゆかりの深いアーティストの中から、オリジナリティーあふれる10名の作家による作品をご紹介いたします。環境と呼応し新たな景色を作る作品を美術、建築、デザインの領域の交差の中で制作する四方謙一。自己組織的なプロセスやパターンを絵画やドローイングを通して表現している村山悟郎。鉱石や貝殻など自然資源の積層をテーマに、平面に色を重ねては削る技法によって、三次元的空間表現を試みる吉田明恵などの作品の数々をお楽しみいただけます。
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三瓶玲奈「線を見る Looking at the line」
Oil on canvas
53×65cm -
鈴木星亜「絵は私の身体を通して世界を見る 19_07」
Oil on canvas
116.7×91cm -
鈴木ヒラク「Constellation46」
Silver ink, earth and acrylic on canvas
100×75cm -
四方謙一「dancing rays rain_hexagon」
Stainless steel, aluminum
24.5×24.5×39cm -
鬼頭健吾「cartwheel galaxy」
Acrylic, glitter, glass, spray on canvas
117×91cm -
吉田明恵「untitled-70-」(参考作品)
Acrylic on canvas
112×194cm -
竹村京「Playing Cards in N.City」
Mixed media -
藤元明「Wiring Diagram No.01」
Paint on hologram film, canvas
126×194cm -
村山悟郎「Penrose tiling drawing」
Mixed media
240×240cm -
浅野恵理子「光の花」
glass
Φ30×4.5cm
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[主な展覧会歴]
2013年 「国際ガラス展・金沢 2013」入選 ['19](石川) 2015年 「the art fair +plus-ultra 2015」(スパイラル・東京)
「金沢工芸作家展」(西武渋谷店)2018年 「イケセイスタイル-スプラッシュ」(西武池袋本店) -
[主な展覧会歴]
2017年 「アートフェア東京 SEIBU SOGO」(東京国際フォーラム・東京) 2019年 「Light in Emptiness」(rin art association・群馬)
「COSMIC COLOR」(西武渋谷店)2020年 「Full Lightness」(京都市京セラ美術館・京都) -
[主な展覧会歴]
2017年 「Ray」(西武渋谷店) 2018年 「GLOWING GROWING GROUND」(大阪国際空港/常設・大阪) 2020年 「Flowing time reflecting on the river」
(RAYARD MIYASHITA PARK/常設・東京)2021年 「中之条ビエンナーレ2021」(群馬) -
[主な展覧会歴]
2011年 「nine colors V」(西武渋谷店)['12'13'14'16'17'18] 2012年 「VOCA展2012」VOCA賞受賞(上野の森美術館・東京) 2020年 「Surface 2014 - 2020」(Maki Fine Arts・東京) 2021年 「All You Need is Surface」(Maki Fine Arts・東京) -
[主な展覧会歴]
2016年 「Constellations」(西武渋谷店) 2017年 「アートフェア東京 SEIBU SOGO」(東京国際フォーラム・東京) 2018年 「見ることの冒険」(金沢21世紀美術館・石川) 2019年 「MOTアニュアル2019」(東京都現代美術館・東京) -
[主な展覧会歴]
2018年 「どの瞬間が一番ワクワクする?」(ポーラ美術館・神奈川) 2020年 「ヨコハマトリエンナーレ2020」(横浜美術館・神奈川) 2021年 「日常のあわい」(金沢21世紀美術館・石川)
「アートスロープ」(西武渋谷店) -
[主な展覧会歴]
2015年 「HEY DAY NOW」(COURTYARD HIROO ガロウ・東京)
「アートフェア東京 SEIBU SOGO」(東京国際フォーラム・東京)2018年 「20世紀の亡霊」(KANA KAWANISHI GALLERY・東京) 2019年 「陸の海ごみ」(Gallery A4・東京) -
[主な展覧会歴]
2017年 「project N 69 三瓶玲奈展」
(東京オペラシティ アートギャラリー・東京)2020年 「燦三と照りつける太陽で、あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが、規則正しく健やか奈日々をお過ごしください。展」(西武渋谷店) 2021年 「emerging japanese painters」(SHOP Taka Ishii Gallery・香港)
「線を見る」(Yutaka Kikutake Gallery・東京) -
[主な展覧会歴]
2019年 「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館・愛知) 2021年 「Support Dynamics -ダイナミックな支持体-」(西武渋谷店) 2022年 「Drawings – Plurality 複数性へと向かうドローイング〈記号、有機体、機械〉」(PARCO MUSEUM TOKYO・東京)
「瀬戸内国際芸術祭」(男木島・香川) -
[主な展覧会歴]
2017年 「nine colors XI」 (西武渋谷店) ['18 '19 '20] 2018年 「アートフェア東京 SEIBU SOGO」(東京国際フォーラム・東京) 2019年 「中之条ビエンナーレ2019」(群馬) 2021年 「Vines」(西武渋谷店)
西武渋谷店 アートディレクター寺内俊博 / Toshihiro Terauchi
1989年 西武百貨店入社。ヴァンクリーフ&アーペルなどブランド業務に携わる。2000年からアートディレクターに就任。
公募展「Kawaii賞」や「シブヤスタイル」などの数々の若手育成企画を手がけ、西武渋谷店がストアコンセプトに掲げる「Art meets Life」のプロモーションとして「SIDECORE」、「D*Face -Social DIScontent-」や「Meguru Yamaguchi -HIGHER SELF-」など渋谷のカルチャーと親和性のあるストリートアートの展示をプロデュース。深堀隆介やヨシダナギなどの国内巡回展を手がける。
プライベートでも海外のアートフェアやミューラルを巡り、写真やグラフィティー、主張のある立体作品をメインに収集。最近は古美術にも散財中。
四方謙一が紹介する作品の見どころ
Interview
アートディレクター寺内俊博が語るアートスロープ
2011年から西武渋谷店は「Art meets Life」をストアコンセプトに掲げて、アートとデザインを体感できる空間づくりを目指してきました。
その年から山口はるみや名和晃平、ハイメ・アジョンの全館プロモーションを開催、以降A館1階のカールステン・ニコライによるアートゲート、山口歴による壁画制作、2014年からはアートフェア東京に出展と内外に向けてアートに取り組んできました。
アートスロープ展は「Art meets Life」に取り組んだ2011年から開催、西武渋谷店で全館プロモーションやアートフェア東京などに携わってくれたアーティストたちの現在を紹介する展覧会です。
今展では、全館プロモーションを行った鈴木ヒラク、鬼頭健吾、吉田明恵、アートフェア東京に出展した藤元明、四方謙一などを中心に10名のアーティストの現在をご案内いたします。
日本のアートシーンを盛りあげる中堅アーティストたちの作品をぜひご覧ください。