伝統的なものづくりの背景と現代的な新しい価値を伝える場
鹿児島竹製品
2023年8月1日(火)～11月13日(月)
『OUR BAMBOO 鹿児島』
[素材：竹]
日本の生活で最も馴染みのある天然素材のひとつ、「竹」。今回は、竹林面積日本一の鹿児島県にフォーカスをあててご紹介いたします。
鹿児島の豊富な竹資源から生まれる「竹文化」と、「竹資源の多様性」を活用し、地域の環境保全に取り組む新たな取り組みをご覧ください。
ABOUT 鹿児島竹製品
商品紹介
茶碗篭 (柚木一德作)
布巾を敷き、洗った食器を入れて水切りに使う茶碗篭。おもてなしの際、急須と茶椀を入れて、そのままお客さまにお出しするのも素敵です。
六ツ目茶わんかご(白竹、約直径27×高さ14cm) 25,300円
※受注生産品のため、商品のお渡しは2024年8月ごろを予定しております。
そばざる (柚木一德作)
蕎麦やそうめんなど麺類におすすめの「そばざる」。食卓を涼しげに演出するひとしなです。
そばざる 大(青竹、約直径30×高さ3cm) 4,510円
※受注生産品のため、商品のお渡しは2024年8月ごろを予定しております。
竹紙ストロー
海洋プラスチック問題を受け、外食産業などでプラスチック製ストローの使用が見直される中、「脱プラから紙化」の流れに注目し、開発・製作。ほかの紙に比べて加工がしやすく浸透率が高い竹紙で作られたストローは、植物由来の撥水材がなじみやすく耐水効果も高くなります。
竹紙ストロー(10本入、直径約0.6cm×長さ19.6cm) 275円
竹紙スリッパ
普段使用することが多いスリッパを、竹紙で作ることはできないかと考え作成。足を入れる部分を波底にすることで、通気性と衛生面に優れたスリッパが完成しました。
竹段波底スリッパ(男性用：28cm、女性用：23cm) 1,650円
柚木竹細工工房 柚木 一德 YUNOKI TAKEZAIKU KOBO, Kazunori Yunoki
鹿児島県姶良市を拠点に、生活道具としての竹製品を製作している。山に入って適する竹を見極めるところから、伐採、油抜き、ひご取り、細工までの全工程を自身で行っている。
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鹿児島竹製品竹林面積日本一の鹿児島県。古くから竹を使ってさまざまな生活道具が作られている。孟宗竹(モウソウチク)の力強い節を活用した花器や繊細で美しい茶道具、調理器具や箸、スプーン、フォーク、皿などの食器がある。また、脱臭・除湿効果を生かした「竹炭」関連商品や、土壌改良に効果がある竹搾液などもあり、竹の多様な特性を見直す商品開発も行われている。
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竹紙かつては日本人の生活や文化に密着し使用されていた竹が、生活様式の変化やプラスチックなどの代替品へ変化したことが主な原因で、国内の竹林が管理されず放置されたままになっている。管理されない竹林はその旺盛な成長力から光を求めて森林や里山に侵食。竹林の多い鹿児島県に工場を持つ〈中越パルプ工業株式会社〉が、地域貢献の一環として、1998年から日本の竹を紙の原料とする取り組みを始め、生まれたのが日本の竹100％の紙「竹紙(たけがみ)」である。
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協業組合ユニカラー
『より良い物を少しの人に』。物の価値を理解してくれる少しの人が必要としている物を提供する企業を目指し、納めた商品の役目が終わっても、他の目的でも再度使用したいとお客さまが願えるような企画・製品作りを心がけている。それが環境への配慮とお客さまへの心遣いだと考えている。
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中越パルプ工業株式会社
1947年創業の総合紙パルプメーカー。富山県高岡市と鹿児島県薩摩川内市に製紙工場を有し、印刷用紙、高級板紙、クラフト用紙など、生活のあらゆる場面で使われる多種多様な原紙を毎日24時間操業で、木材チップから年間約80万トン一貫製造している。中でも日本の竹100％を原料とした「竹紙」は、他に類を見ない独自の取り組みとして、高く評価されている。
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Japan Creative
日本には、脈々と受け継がれてきたものづくりの伝統があり、それを支えているのは豊かな素材、精緻な技術力、そして今日的な有り様を受け入れながら進化させようとする姿勢とオリジナルを生み出す力です。
Japan Creativeでは、日本各地のつくり手と世界で活躍するデザイナーを繋いでプロダクトの開発に取り組むプロジェクトなどを通して、日本のものづくりの精神と創造性を国内外に発信してきました。
現在は、普遍的で世界的にも稀な日本の素材の価値にあらためて着目したリサーチを軸に活動しています。西武・そごうはJapan Creativeの全活動をサポートしています。
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