伝統的なものづくりの背景と現代的な新しい価値を伝える場
奈良高山茶筌
2023年11月14日(火)~2024年2月26日(月)
『OUR BAMBOO 奈良』
[素材:竹]
日本の生活で最も馴染みのある天然素材のひとつ、「竹」。
今回は、工芸としての「竹」の魅力を伝える、奈良高山茶筌にフォーカスいたしました。
室町中期から、京都・大阪の侘茶文化にはじまり、日本の茶の湯を支えてきた奈良県生駒市の高山茶筌。
たった1本の竹から茶筌ができるまでの工程や繊細な技術を支える道具をご紹介するとともに、現代の日常生活に気軽に取り入れられる茶筌の活用法を提案いたします。
ABOUT 高山茶筌
商品紹介
翠華園谷村彌三郎商店 茶筌
約530年間受け継がれた伝統的な製法を守り、時間をかけて丁寧に1本1本手作りで作った茶筌です。
白竹茶筌 真
白竹茶筌 八十本立
紫竹茶筌 真
(参考商品)
SUIKAEN Takayamacahsen 縁 -En-:市松模様茶筌
「皆様のご縁が美しい市松模様のように、一服のお茶から広がりますように」と想いを込めてお作りした茶筌です。想いを込めた一服で幸せな時間をお楽しみください。
縁 -En- : 市松模様茶筌(直径:6.0~6.5cm、高さ:11~12cm、素材:竹) 5,300円
SUIKAEN Takayamacahsen 友 -Tomo-
色違いの2色は自分と大切な誰かを表し、常に隣り合わせで支え合いそして、1つの美しい柄を作り上げます。想いがこもった一服で幸せな時間をお楽しみください。
友 -Tomo-(直径:6.0~6.5cm、高さ:11~12cm、素材:竹) 5,300円
SUIKAEN Takayamacahsen 七色茶筌
七色の色糸で作った茶筌です。古来より七つの厄から七色が守ってくれるという言い伝えがあり厄除けの意味を込めております。
七色茶筌(直径:6.0~6.5cm、高さ:11~12cm、素材:竹) 7,000円
SUIKAEN Takayamacahsen 操 -Misao- (ガラス茶筌休め)
奈良ガラスとSUIKAEN Takayamachasenのコラボ商品です。1点1点吹きガラス職人が時間をかけて作っています。茶筌を美しく保管いただけるアイテムです。
操 -Misao-(直径:6.5~7.0cm、高さ:8.0~9.0cm、素材:ガラス) 4,200円
SUIKAEN Takayamacahsen ガラス片ロ抹茶茶碗
SUIKAEN Takayamachasenのオリジナル商品として、奈良ガラス工房に作って頂いている特注片口抹茶碗。1点1点吹きガラス職人が時間をかけて作っています。茶筌が振りやすい涙滴形のデザインです。
華 -Hana- 7,000円
海 -Umi- 7,000円
宙 -Sora- 8,000円
(直径:9.0~9.5cm、高さ:8.0~9.0cm、素材:ガラス)
茶筌を使った新しいご提案
SUIKAEN Takayamachasenでは、茶筌を使って作る抹茶ラテや、ココア、ドレッシングなどのご提案をしております。お茶室だけでなく、リビングやダイニングでお気軽に茶筌をお使いください。
高山茶筌
高山茶筌は約530年前室町時代後期に誕生しました。侘茶の創始者,村田珠光の依頼により、鷹山民部入道側が苦心を重ね作り上げられたと伝えられています。その後、茶筌は御土御門天皇に好まれ「高穂」の銘を賜り「高穂茶筌」と呼ばれるようになりました。地名・家名を「高穂」にちなんで、「鷹山」から「高山」に改めたといわれています。
国産茶筌のほとんどすべてが高山で作られています。
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翠華園谷村弥三郎商店
翠華園谷村彌三郎商店では、約530年の歴史と茶筌製作の技を受け継いでいます。
茶筌はおもてなしの心を込めることが出来る唯一のお道具である事を考え、伝統的な製法を守り、時間をかけて丁寧に1本1本手作りで作っています。
どの時代でも一杯のお茶で人と人との心を繋ぐことができると信じ、茶筌職人はその一端を担うものとして誇りを持ち、子から係へと技術を繋いでいます。多くの方に530年の歴史の中で変わることなく引き継がれてきた指頭の技に触れて頂きたく思います。 -
SUIKAEN Takayamachasen
『伝統を楽しむ日常』をコンセプトにお茶室だけでなく、場所を選ばずどこでも楽しめる伝統工芸品・高山茶筌を提案しております。
おうちで簡単に本格的なフワフワ抹茶ラテやトロっと美味しい抹茶アフォガードなども楽しんでください。
オリジナリティーを大切に、自分だけのワンランク上のティータイムが演出できます。インスタグラムを中心に茶筌を使ったレシピ「カプチャーノ」を発信しています。
Japan Creative
日本には、脈々と受け継がれてきたものづくりの伝統があり、それを支えているのは豊かな素材、精緻な技術力、そして今日的な有り様を受け入れながら進化させようとする姿勢とオリジナルを生み出す力です。
Japan Creativeでは、日本各地のつくり手と世界で活躍するデザイナーを繋いでプロダクトの開発に取り組むプロジェクトなどを通して、日本のものづくりの精神と創造性を国内外に発信してきました。
現在は、普遍的で世界的にも稀な日本の素材の価値にあらためて着目したリサーチを軸に活動しています。西武・そごうはJapan Creativeの全活動をサポートしています。
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