アーティストであり、京都芸術大学で教鞭をとる鬼頭健吾がセレクトした作家たちによるグループ展。
日常の中のありふれた素材などに焦点をあて、織る・編むという手作業や絞りの技法で制作する作品を通して、「日常」をリフレームしている長田綾美。ニュースや日ごろ目にする情報から着想を得たイメージをドローイングに描き溜め、大胆なストロークでキャンバスにイメージを再び描き起こす東慎也。一貫して女性的なモチーフにこだわりながら意識した正面性の構図、油彩やアクリルによるコントラストの強い色彩表現や、力強い筆のストロークによって具象と抽象の独自の絵画表現を追求する佐藤翠などの作品の数々をお楽しみいただけます。
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鬼頭健吾「cartwheel galaxy」
Acrylic, glitter, glass, spray on canvas
φ160×D4cm -
佐藤翠「Green Garden Dress」
Acrylic and oil on canvas
162.0×130.3cm -
東慎也「Spitting bird」
Oil on canvas
53×45.5cm -
山本亜由夢「bedroom」
Oil on canvas
65.2×50cm -
土取郁香「I and You」
Oil on canvas,panel
22×16×3cm -
長田綾美「floating ballast」
バラス石、不織布、糸
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1977年 愛知県出身 2003年 京都市立芸術大学大学院美術研究科油画修了 現在、京都芸術大学大学院教授 [主な展覧会歴]
2016年 「COSMIC COLOR」(西武渋谷店) 2017年 「アートフェア東京 SEIBU SOGO」(東京国際フォーラム・東京) 2019年 「Light in Emptiness」(rin art association・群馬) 2020年 「Full Lightness」(京都市京セラ美術館・京都) -
1994年 大阪府生まれ 2020年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科ペインティング領域修了 [主な展覧会歴]
2020年 「Joint technique」(西武渋谷店) 2021年 「密林からのナックルボール」(EUKARYOTE・東京)
「nine colors XV」(西武渋谷店)['22]
「young okazaki vol.01」(MtK Contemporary Art・京都) -
1984年 愛知県生まれ 2010年 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域修士課程修了 [主な展覧会歴]
2017年 「Reflections」(六本木ヒルズ A/D Gallery・東京) 2018年 「Orange glow」(Green Art Flowers Gallery・フランス) 2019-
2020年「Diaphanous petals」(ポーラ美術館アトリウムギャラリー・神奈川) 2022年 「Floating Drapery - 浮遊するドレーパリー」(小山登美夫ギャラリー・東京) -
1995年 兵庫県生まれ 2020年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科ペインティング領域修了 [主な展覧会歴]
2019年 「SHIBUYA STYLE Vol.13」(西武渋谷店) 2020年 「骨と皮(火を灯す・薔薇をみつけて来なければ)」(WAITINGROOM・東京) 2021年 「猫とマチエール」(MtK Contemporary Art・京都) 2022年 「Blind Spot」(COHJU contemporary art・京都) -
1997年 大阪府生まれ 2022年 京都芸術大学大学院美術工芸領域染織テキスタイル分野修了 [主な展覧会歴]
2020年 「アートアワードトーキョー丸の内 2020](行幸地下ギャラリー・東京) 2021年 「あおをくくる」(Lights Gallery・愛知)
「VOCA展2021 現代美術展望-新しい平面の作家たち-」(上野の森美術館・東京)2022年 「KUA ANNUAL 2022 in Cm | ゴースト、迷宮、そして多元宇宙」(東京都美術館・東京) -
1995年 東京都生まれ 2020年 武蔵野美術大学大学院油絵コース修了 [主な展覧会歴]
2019年 「静かな食卓、青い鳥」(HEartY gallery・群馬)
「SHIBUYA STYLE Vol.13」(西武渋谷店)2020年 「我々の休暇」(Open Letter・東京) 2021年 「夜更けのピカ」(コート・ギャラリー国立・東京)
西武渋谷店 アートディレクター寺内俊博 / Toshihiro Terauchi
1989年 西武百貨店入社。ヴァンクリーフ&アーペルなどブランド業務に携わる。2000年からアートディレクターに就任。
公募展「Kawaii賞」や「シブヤスタイル」などの数々の若手育成企画を手がけ、西武渋谷店がストアコンセプトに掲げる「Art meets Life」のプロモーションとして「SIDECORE」、「D*Face -Social DIScontent-」や「Meguru Yamaguchi -HIGHER SELF-」など渋谷のカルチャーと親和性のあるストリートアートの展示をプロデュース。深堀隆介やヨシダナギなどの国内巡回展を手がける。
プライベートでも海外のアートフェアやミューラルを巡り、写真やグラフィティー、主張のある立体作品をメインに収集。最近は古美術にも散財中。
鬼頭健吾×アートディレクター寺内俊博が語る
本展の見どころ