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Michael Hitoshi “2100年に捧げる記憶”

Michael Hitoshi
“2100年に捧げる記憶”

■2023年10月3日(火)~29日(日)
■B館8階=美術画廊・オルタナティブスペース

上空から真俯瞰で撮影された航空写真の世界的第一人者であるMichael Hitoshi。日没直後の瞬間に撮影し続けることで、独特な色彩やコントラストで表現された作品を発表する。2013年に発表した“LINE”シリーズは、写真界のアカデミー賞といわれるインターナショナルフォトグラファーアワード(アメリカ)スペシャル部門 最優秀賞を受賞。

作家プロフィールはこちら

Interview Michael Hitoshiが語る
本展の見どころ

  • 「Airport_HND」

    「Airport_HND」

  • 「Fun_SAGRADA FAMILIA」

    「Fun_SAGRADA FAMILIA」

  • 「Sea Level_Forte dei Marmi」

    「Sea Level_Forte dei Marmi」

  • 「block design_United Nations Headquart」

    「block design_United Nations Headquart」

PROFILE 作家プロフィール

Michael Hitoshi

Michael Hitoshi

香川県生まれ。大学進学を機に上京。
20代前半からロサンゼルスを拠点に、ハイファッションを中心とした広告写真の撮影を行うも、自身が表現したい写真と、商業を目的とした写真にギャップを感じるようになり、その後の人生を表現者(作家)として歩むことを決意。
2009年に発表した真俯瞰に見た東京“Checker board”シリーズを皮切りに、2013年に発表した“LINE”シリーズは、インターナショナルフォトグラファーアワード(USA)スペシャル部門 最優秀賞を受賞。
日本人写真家としてカーネギーホールで表彰される。
そのほか、世界で最も権威あるプロフェッショナル写真コンテストのハッセルブラッドマスターズ(UK)ファイナリストやPX3(France)最優秀賞など、世界中で数々の賞を受賞し全世界で高い評価を受けている。
作家活動開始当初から一貫してヘリコプターに乗り3,000-10,000フィート上空から真俯瞰での撮影にこだわっている。
そのスタイルは技術・恐怖心・自己の限界との戦いであり、多くの人々に影響を与えている。
時間とともに急激に変化する光の色彩を配置、質感と立体感のある平面を写真に納めることを得意としており、それぞれの地形や都市が持つインフラ構造と自然光、そこで生きる人々の相互作用によって発生した独自の光で彩られる空間を表現している。
作品はすべて印画紙に焼き付けるCタイププリントと言われる技法によるもの。

[受賞歴]
2012年 px3, Prix de la Photographie Paris (France) 優秀賞
2013年 International Photography Awards (USA) スペシャルカテゴリー 最優秀賞
Hasselblad Masters 2014 (UK) ファイナリスト
The Lucie Awards (USA) ファイナリスト

#michaelhitoshi

  • WEBサイト
  • Instagram

INTERVIEW Interview Michael Hitoshiが語る本展の見どころ

未知なる空港

私たちが生活を営む日々の中で慣れ親しんだ職場と家の往復をするというルーティンの積み重ねにより実は大きなものを見失っていることがあります。
それは従来までの固定概念で物事を見るのではなく、自分自身の感性で発見・変化・好奇心を持って物事にフォーカスするということです。
そうすることで日々見慣れた風景も、いつもと違う素晴らしい場所に見えてくると思います。
これらの作品は、ヘリコプターで5,000フィート上空からその土地の建造物、人、街並み、人工光と自然光などの相互作用によって構成された風景を真俯瞰で捉え、その瞬間を撮影したものです。
普段見ることのできない真俯瞰から見た街並みは、視点を変えて物事を見ることの大切さを表現しています。
私は、これまで慣れ親しんだ自分の人生から、視点を変えて物事を捉えることが人生の発展に繋がると信じています。
もしあなたがまだ見ぬ土地や人生に対して不安の中にいるなら、視点を変えて物事を捉え、自分自身が人生の開拓者としての志を持って前進していくことを強く願います。
きっと見たことのない美しい世界があなたの目の前に広がることでしょう。

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