西武 西武池袋本店

東坡煮(とうばに)

東坡煮(とうばに)

東坡煮(とうばに)とは、長崎独特の卓袱(しっぽく)料理の一つ。皮付三枚豚肉の角切りを醤油で煮た、坂本屋自慢の豚の角煮です。
おいしさの秘訣は、豚肉の余分な脂をとことん落とすこと。熟練の職人が水茹でと水洗いを繰り返して絶妙の加減で脂を抜き、たれでじっくりと2日間にわたり煮込むことで、とろとろほろりの食感に仕上げています。味の決め手となる醤油は、地元の醤油蔵と試行錯誤を重ねて作った昔ながらの濃口本醸造醤油。角のとれた醤油の味わいと角煮の旨みが溶けあいます。
東坡煮の由来は、中国の宋時代の詩人が好んで食べた東坡肉(とんぽーろー)から。異国文化多彩な長崎の風土のもと、中国料理の東坡肉を日本人好みの味わいに仕上げたことから「東坡煮」と名付けられました。

長崎

料亭 坂本屋

明治27年に長崎市の金屋町に創業。時代が流れていく中で、和風建築と長崎情緒を大切にしながら歴史を重ねてきた和風御宿です。「口福の宿」として卓袱料理をはじめとした料理で評判となり、いまは旅館とともに料亭としても支持されています。また、卓袱料理のメインディッシュにあたる豚の角煮は長崎名物としても知られています。

料亭 坂本屋
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